努力 endeavor 2003 10 29

 投資家の一日は、きびしい。
多くの人は、朝5時に起きて、
海外市場を、メディアやインターネットで、チェックする。
さらに、経済新聞や一般紙を精読する。
だから、朝5時に起きても、時間的には余裕がない。
普通の人が起きる頃には、投資家は、ひと仕事を終えている。
 夜。
普通の人は、テレビで、ドラマや娯楽番組を見ているが、
投資家は、今日一日の反省と、銘柄研究に忙しい。
さらに、週刊誌で、情報収集もする。
 資本主義社会では、努力の差が、収入の差となる。
そんな経験を、みんな、学生時代に経験したはずです。
 私の弟は、遊園地で遊んできても、
夕食ができるまで、時間がある場合、よく勉強していました。
 私も似たような経験があります。
宴会で飲んで帰ってきても、夜、論文を書いたことがあります。
 今の教授は、学生を甘やかしていますが、
昔の教授は、きびしかったのです。
授業の終わりに、レポートの宿題を出すのですが、
それなのに、学生を宴会に誘って、
宴会の席で、学生が、これでは、明日、レポートは提出できないと言うと、
それは、言い訳に過ぎないと、教授が、よく言っていました。
お陰で、宴会で飲んで帰ってきても、必ず、勉強はするという習慣がつきました。

80%の努力と20%の幸運。
幸運というものは、確かにあります。
しかし、幸運の女神は、努力している人に微笑む。

環境のせいにしては、いけない。
失敗すると環境のせいにし、
成功すると自分の実力だと言う。
しかし、それは、失敗の道を歩いている。